時計と宝飾の販売知識を駆使し、新時代の卸売事業を開拓する。

栄光時計株式会社

代表取締役社長 井上 実

MINORU INOUE

当社は栄光グループの根幹とも言うべき時計と宝飾品の卸売事業を行っています。
商品にもそれぞれ特色があり、国内の宝飾品は価格設定や販売方法の自由度が広く、現在、順調に業績を伸ばしています。一方、時計は世界規模でのマーケティングが必要で、近年のラグジュアリー化の影響から動かす金額や本国メーカーからの制約も大きくなっています。ただ、それ故にビジネスとしての面白みにも溢れており、この両輪を持っていることが栄光時計の大きな強みと言えるでしょう。
卸売事業は日本独自の文化です。近年ではオンラインショッピングの発展により、旧態然とした態勢では成り立たなくなってきました。当社もお客様が望むものを的確に提供する=マーケットインの態勢や商品開発・企画開発を強化し、次世代のスタイルを確立する転換期に差し掛かっています。コロナ禍で行った動画配信のトレーニング経験を活用するなど時代にマッチした販売方法は、現在、最優先で取り組むべき課題と考えています。
今後は、全国7つの拠点でメーカー、お得意様、個々のお客様、そして我々がしっかり繋がる “四方よし”の精神・伝統を受け継ぎながら、輸入商品のブランディングと認知の拡大、そして、海外への発信を広げるため、グローバルに活躍できる人材の育成に注力したいと思っています。

人と人とのつながりを大切にし、ブランドのファンを作る

栄光時計株式会社

執行役員 西谷 一彦

KAZUHIKO NISHITANI

腕時計は、本来の「時を計る機能」から求められる価値が変わってきています。スマートフォンの普及やスマートウォッチの台頭が飛躍的に進む市場の中でも、腕時計には機能よりもブランド価値やファッションといった要素がますます重要とされています。さらに、ここ数年、資産価値に対する重要性も増しています。このような二極化した時計ニーズに対して、我々は時計の専門知識を高める努力を継続的に進め、ビジネスを展開する必要があります。

弊社は全国に7拠点を持つため、地域に密着したビジネスを大切にしています。私たちは思いやりの精神と人と人の繋がりを大切にして、まず小売店の方々にブランドのファンになっていただくことを目指します。店内においてブランドの世界観をアピールし、エンドユーザーの視点での店舗づくりをパートナ様と共に進めます。このような共同作業を小売店様と一緒に進めることを大切に考えています。

また、弊社は問屋業とメーカー業の両方を展開しているため、メーカーが行っているSNSを中心としたデジタルマーケティングのノウハウを卸売業にも活かし、お取引先様に提供しています。これにより、購入されたユーザー様には「このお店で購入して良かった」と感じていただけるような取り組みを目指し、小売店様には「弊社と一緒に取り組んでよかった」と言っていただけるようなパートナーシップを築きたいと考えています。

伝統と改革を融合させ新しい道を切り開く

栄光時計株式会社

執行役員 上野 健治

KENJI UENO

近年、宝飾業界では求められるものが大きく変わり、高品質なものや、金製品など、資産価値の高いものを求める方々が増えている印象です。 ジュエリーをお求めになる層の幅が広がり、メンズジュエリーも注目されています。若年齢層に根強い人気のシルバージュエリーはもちろんのこと、喜平のネックレスなどの高価格帯を求める男性が増加しているのも最近の傾向です。
また、市場全体で見ても、ハイジュエリーの流通が活発になっており、一般的な商品が鈍化しているという傾向も見受けられます。
弊社としては、女性向けジュエリーでは、高品質かつブランディングされた商品の幅を広げることに力を入れていきたいと考えています。
また、社内の体制としては、アナログで人とのつながりを重視するというかつての宝飾業界の古き良き価値を継承しつつも、インスタライブの実施などデジタルメディアを活用した、新しいスタイルを取り入れることに注力しています。
そして、お取引先様の世代交代も増えてきました。これまでの商店の販売スタイルから脱却し、より尖ったお店作りが求められるのではと思い、我々としては、お取引先様の店舗をプロデュースする意識で、共に盛り上げていけるよう取り組んでいきたいと思います。変化に柔軟に対応し、伝統と革新を融合させることで、より魅力的な宝飾品を提供していきます。

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